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2018年06月22日
中国 科挙試験にて回答された文字、書の学習に必見

科挙試験  

隋から清の時代まで、約1300年間にわたって行われた官僚登用試験である。
答案は縦書きで、墨書が必要であった。

科挙の最終試験を殿試(でんし)と言われこの
解答用紙の見本を紹介しています。
金 榜(きん ぼう、1735年 – 1801年)清朝中国の学者。

こちらに紹介の書は 彼が科挙の試験を首席で突破した時の答案です。
文京区にある「東洋文庫ミュージアム」に現物が展示されている。

科挙の最終試験(殿試策という)会場での一発手書き。

これがすごい!

 

答案用紙です

 

 

この答案ですが!まるで唐の三筆、虞世南欧陽詢
引けを取らない達筆ではありませんか 

科挙という試験の緊張の中でこんな回答、すごい筆書きですね!
模範解答と美しい筆跡 この写真を見ながら、
字形の取り方の模倣が書の上達の学習方法のひとつですね」!

 

勿論ペン字学習にも利用できますね!

俗っぽいお手本を利用するなら、これで学習ください。

 

 

一部、部分拡大します

 

成を観てみましょう!

美しく伸びやかで、温かみを感じる、いい書ですね!

  

 

分析してみましょう

 成という旁に対してごん偏の表現が見事ですね!
 「A」 一角目の点画の下の口を観察ください。
「B」の傾きが見事この傾きで「成」との
バランスをとっています。

 成の書き方ですが「C」「D」破線が示している、
右上がりのリズム 欧陽詢の九成宮醴泉銘に
みられる美しい表現があります。

  「E」  「F」   の位置関係を守った 
最終画の点画の位置、これで誠が引き締まりました。

 

豊かの文字も見事いです!

 

殿試(でんし)とは、科挙の最終試験で、進士に登第した者が、
皇帝臨席の下に受ける試験を言う。試験であるが不合格者は
出さず、合格者の最終的な順位を決めるだけのものであった。

 

この答案ですが!まるで唐の三筆、虞世南や欧陽詢なみの達筆では・・・
科挙という試験の緊張の中でこんな回答しながらの清書
あまりにもすごい、中国はすごい国だ

 

 

                  

ここで 私,,中本白洲が還暦を記念に取り組み9年かけて制作した

ペン字学習システムをここに紹介します。

スマフォやパソコンにて、手軽に学べる「ペン字上達システム」です

 

画像をクリックください

 

スマフォでの学習方法

 

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